2016年10月31日月曜日

<FPコラム> もう1つ持つならネット銀行!使い勝手がいい理由とは?

All About 提供:FPコラム)

銀行口座は「最低2つ」持つのがオススメ!

みなさんは銀行口座、いくつ利用していますか?就職したときに給与振込用口座をつくり、その口座だけをずっと使い続けている人が多いかもしれません。今の時代、この使い方はとても残念な使用例の1つです。

というのも、銀行にはいくつかの種類があり、同じ種類の銀行であっても、それぞれ個性とサービスが異なるからです。実は、もっと便利でお得なサービスがあるのに、知らないままで損をしている ――― もしかすると、すでにそんな状態に陥っているかもしれません。

オススメの使い分けは銀行口座を最低2つ持ち、目的によって「生活口座」「貯蓄口座」にお金を分けておくこと。そうすることで、お金の管理をしやすくなるメリットがあります。


日々の出し入れは生活口座で

生活口座は日々の決済用として使います。給与振込やクレジットカード、携帯電話料金の引落しなどは生活口座にまとめてしまいましょう。こうしておくと、お金がどれくらい入ってきて、どれくらい使ったのか、収支がわかりやすくなります。複数の銀行口座を持ち、生活口座が分かれてしまっている人は、この際、給与振込口座に生活口座を統一してしまいましょう。


将来のための資産形成は貯蓄口座で

日々の生活費以外も、将来を見据えると人生にはいろいろなお金が必要になります。たとえば、まとまった資金が必要なライフイベントは住宅購入費や子どもの教育費など。「老後」と聞くとあまり実感がわかないかもしれませんが、寿命が伸び続けるいま、老後資金の確保も早め早めの対応が必要になります。収入の一部を貯蓄に回して大きな支出に備えるとともに、年齢とともに資産を増やしていくことに取り組みたいもの。その際、生活口座と貯蓄口座を分けておくと、どれくらい貯まっているのかを確認しやすく、生活費への流用を防ぐこともできます。ぜひ貯めるための貯蓄口座を確保してください。


「生活口座」+「貯蓄口座」の最適な組み合わせ例は?

給与振込に利用している銀行は、都市銀行や地方銀行という人が多いのではないでしょうか。これらの銀行を生活口座として使うのであれば、貯蓄口座にはタイプが違う銀行を選んで組み合わせることをオススメします。理由は簡単、利用できるサービスの幅が広がるからです。

たとえば、都市銀行や地方銀行とは異なる個性を持つ銀行としてネット銀行が挙げられます。もし生活費の決済から貯蓄まですべての取引を都市銀行や地方銀行だけにしているのであれば、貯蓄口座としてネット銀行を使ってみる選択肢もあります。


使わないと損!? ネット銀行の特徴は?

2000年代以降、相次いで登場したネット銀行は、都市銀行や地方銀行と比較すると「預金金利が高い」という特徴があります。これは、実店舗を持たないことなどにより、運営費を削減できるからですね。超低金利が続く中、金利の高いネット定期は人気を集め、ネット銀行の看板商品となりました。しかし、ネット銀行が取り扱う商品は円のネット定期だけではありません。為替手数料が安い外貨預金なども利用できます。一定回数まで無料で利用できる他行宛てネット振込や、コンビニATMなど、お得で使いやすいサービスも提供されています。

原則、取引はインターネットで行います。わざわざ実店舗やATMまで出向かなくてもネットを使って24時間、取引の申し込みができる点も便利なところ。時間の節約にもなりますね。通常の銀行では、店舗営業時間は平日の昼間、ATMの稼働時間も限定されるケースが多いようですが、自宅でくつろぎたい休日や旅行先などでも、パソコンやスマートフォンから振込、定期預金の作成などを簡単に行えます。

ネット銀行によっては住宅ローンも取り扱っており、住宅ローン金利は低く、繰り上げ返済もネットでできるなど便利。投資信託など、資産形成のための運用商品が豊富に取りそろえられたネット銀行もあります。

ネットに慣れている人であればハードルが低く、違和感なく使いこなすことができるでしょう。ネットではなく実際に問い合わせをしたいときはコールセンターが利用でき、口座への現金の入出金は、コンビニATMも利用できます。




ネット銀行を貯蓄口座に据えて、貯まる体制づくりを

複数の銀行口座を持つことは、リスク管理にもつながります。銀行のATMシステムなどにトラブルが起きたとき、あるいは万が一銀行が倒産したとき(保護される金額は元本1000万円とその利息まで。預入額が1000万円以下でも、すぐには全額を引出せない可能性も)、複数の口座があれば急場をしのぐことができます。

口座を分けることでリスクを管理し、生活口座と貯蓄口座を使うことで生活費と貯蓄を「見える化」しておけば、貯まる体制づくりができます。とくに貯蓄口座にネット銀行を据えておけば、便利にストレスなく貯めていくことができるでしょう。

(住信SBIネット銀行のオススメ商品・サービス)
銀行を分けることなく、生活口座・貯蓄口座がこのサービス1つで完了! 
とっても便利!手数料無料!貯まる体制づくりは定額自動入金サービスで

(関連記事)
貯蓄口座には、利便性が高く、品ぞろえ豊富な銀行を!


坂本綾子プロフィール
1級FP技能士、日本FP協会認定CFP、ファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所代表。
雑誌のマネー専門記者として20年超にわたり、金融機関、投資家、一般消費者、経済ジャーナリスト、著名FP等を数多く取材。1999年ファイナンシャルプランナー資格取得。
2008年より情報サイト「オールアバウト」マネーガイド。
2010年にFP事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行う。著書に『最短距離で貯める!銀行口座メソッド』などがある。